出前講座を行いました。(静岡県立浜松大平台高等学校編)
1月22日。今回は、静岡県立浜松大平台高等学校にお伺いしました。
参加してくださったのは、3年生の中で福祉の授業を選択している16名。
「高齢者の食事をつくってみよう」「Let‘sコグニサイズ」を受講してくださいました。
まずは「高齢者の食事をつくってみよう」講座です。
管理栄養士が講師となり、高齢者施設での管理栄養士はどんなことしているの?という話から、高齢者の嚥下や食事形態(食べるものの形状)、トロミの使用についてお話しました。
聞くだけではなく実食も!
見て、食べて、感じる・・。学ぶことは大切なことですね。
お茶のトロミや食事介助も体験!
普段食べ慣れているものでも、形状が変わると「味わい」が変わります。
人によって「食べやすい」と思ったり「おいしくないかも」と感じたり。
食事介助体験では、声掛けや食べる量、速度などを実際に体感して、人によって「違う」を学んでいただけたことが、福祉、介護に携わる中では大事な感覚になると思います。
次は、理学療法士による「Let‘sコグニサイズ」講座です。
まず、リハビリテーションの仕事内容について、実技を交えて説明しました。
わずかな時間で前屈動作に変化が出て、みなさん驚きの表情!
リハビリテーションの考え方をわかってもらえたと思います。
次は、コグニサイズの体験です。
先生を含めて「5人グループ」をつくり、「足踏みをしながら、30まで数えて3の倍数で手をたたく」という課題を行いました。
進むにつれて課題の難易度が上がっていき、間違えてしまうことも!
そんなときはみんなで笑ってコミュニケーションを取ります。
この「笑う」「コミュニケーション」がコグニサイズの素晴らしいところです。
皆さん、大いに笑って楽しく参加してくれました。
いただいた感想から、たくさんの学びをしてくれたことが伝わってきました。
2時限にわたり積極的に受講してくださり、大変感謝しております。
静岡県立浜松大平台高等学校の皆さん、充実した時間を本当にありがとうございました。
この出前授業にご尽力いただきました先生方に深く感謝申し上げます。
※写真掲載は許可をいただいております。