出前講座を行いました。(静岡県立浜松湖北高等学校編)
高校への出前講座も3校目、先日は静岡県立湖北高校へお伺いしました。
福祉の授業を選択している3年生の生徒さん14名。3日間にわたり全3時間「コグニサイズ」「福祉用具」「高齢者の食レク」について受講してくださいました。
今回は「コグニサイズ」「福祉用具」講座の様子をご紹介します。
理学療法士が講師となり、「コグニサイズ」を体感してもらいました。
意外に難しいコグニサイズ。頭も使って体を動かすのでひととおり終えるころには、少しの疲労感と達成感を味わうことができます。
日々の積み重ねが、転倒や骨折予防、機能低下の予防につながることを学んでいただけたと思います。
次は「福祉用具」です。
ホームケアいおりの職員が講師となり、福祉用具を選定して見守っていく仕事、「福祉」という言葉から福祉用具を使って生活することの「しあわせ」の実現とは・・についてお話ししました。
これまでのイメージとは違う街にも人にも馴染む、最新のシニアカーWHILLを実際に操作して安定感やスマートさを体感してもらい、ご利用される方の希望や金銭的な面はもちろん、ご自宅状況や生活状況、介護する方の状況など総合的に判断してご提案していることを伝えさせていただきました。3日目は食レクです。管理栄養士が高齢者の食事についてお伝えしました。
いままでのように食べたい!でも食べられない・・・そんな状況をどうすれば「美味しく」「楽しく」感じていただけるか、高齢期に大事な栄養や「食べる」仕組みも知っていただけたと思います。
3日間、じっくりと学んでいただきありがとうございました。
湖北高校の皆さんの心にのこる時間になったでしょうか。それぞれのこれからの人生において、何かのきっかけを提供できていれば嬉しいです。※写真掲載は許可をいただいています。